自ら学び、自ら考え、自ら行動できる
インスタグラムはこちら看護部理念・特徴
- 1.根拠に基づいた、安全で安心な看護を他職種との連携によってめざします
- 2.生命と人間性を尊重し、誠意をもって接します
- 3.専門職として日々研鑽に励みます
看護部長挨拶
新都市病院の看護部長に着任した鈴木良枝です。以前は掛川にある中東遠総合医療センターの副看護部長として勤務していました。新都市病院に勤務し新たな道のりを歩み始めました。今は、とてもわくわくしています。
当院は、地域密着型の急性期病院として急性期病床38床、回復期リハビリテーション病床12床を有する病院です。患者さんが住み慣れた地域の中で自分らしい暮らしが続けられるような支援をしていきたいと思っています。急性期病院として低侵襲の手術を年間1400件以上行っています。50床という小規模な病院の特性を生かし、医師をはじめ理学療法士、作業療法士、臨床工学士、放射線技師等の他職種との連携を密にし、一つのチームとして細やかな医療が提供できるよう心掛けています。
また、スタッフは若い看護師やママさん看護師が多くいます。自分の時間を大事にしたい、家庭を大事にしたい看護師が働きやすい病院です。
教育
看護部の教育方針
主体的に行動できる人材育成のための取り組み
自ら学び、自ら考える、自ら行動できる
目標管理
看護部・部署の目標に沿って、一人ひとりが個人目標を立て、1年間具体的に取り組みます。3回/年以上の指導面談を行いながら、個人の成長を応援します。
クリニカル・ラダー
日本看護協会版に基づいたラダー教育プログラムに沿って、臨床に必要な基礎知識・技術を段階的に習得し、ステップアップを目指します。また、下記の4つの力を核として、院内・外の研修や職場内教育の充実を目指しています
「ケアする力」
「ニーズをとらえる力」
「意思決定を支える力」
「協働する力」
新都市病院に入職した新人看護師の感想
〈急性期病棟看護師〉
私が新都市病院に入職してから1カ月が経ちました。まだまだ覚えることは山ほどあり、出来ることも少ないですが日々、先輩方に教わりながら様々なことを吸収しています。始めは不安でいっぱいでしたが、温かい雰囲気に緊張も解されました。スタッフの皆さんは職種を問わず、すれ違えば挨拶をして下さり、ローテーション研修でお世話になった他部署の方は「今後も分からないことがあったら聞いてね」と優しい言葉をかけてくださいました。
これからは着実に正確に仕事を覚え、早く一人前となって先輩方と協力し合いながら働いていけるようになりたいです。そのためにも現在苦手意識のある採血や点滴に積極的に挑戦し、自分で何がわからないのか、何ができるかを把握し勉強していきたいです。
〈急性期病棟看護師〉
働き始めて1カ月が経過し、日々仕事を覚えるのに精一杯です。実習とは全く違い、より責任をもって自分で考えながら行動していくことの重要性を実感しています。先輩看護師さん達は常に患者さんのことを考え最適な看護を提供しています。
私も早く技術を覚え、根拠を持って実施していきたいです。また、しっかり患者さんの全身状態が把握出来るよう、常に疑問を持つこと、知識を得ることを怠らず努力していきます。
〈外来看護師〉
新都市病院はスタッフの皆さんがとても優しく、新人研修も丁寧に時間をかけて指導してくれます。看護技術はもちろんですが、言葉遣いや患者さんへの配慮などの接遇を一から学ぶことが出来る環境です。
今後は自分が行う看護に責任を持ち、日々学ぶ姿勢を大切にしていきたいです。
院内研修
看護の現場・働き方
部門・病棟紹介
急性期病棟
急性期病棟(38床)は、整形外科や外科、泌尿器科、眼科、婦人科といった混合外科の周手術期看護を行っています。入院当日は患者さん全員にカンファレンスを行い、安全・安心に入院生活が送れるように計画し情報共有します。手術後の患者さんが満足して自宅に帰れるように、外来との継続看護を大切にしています。開院時からのアットホームな雰囲気と、ママさん看護師が多いためか、お互いに協力し助け合う土壌ができています。新人看護師たちへの教育支援も充実しています。
回復期リハビリテーション
回復期リハビリテーション病棟(12床)は、在宅に向けての看護を行っています。専門職がチームを組んで集中的なリハビリを実施し、心身共に回復した状態で自宅や地域へ戻っていただくように取り組んでいます。毎日の多職種カンファレンスと共に、地域連携を積極的に勧めた退院指導を行っています。
婦人科外来
婦人科外来には、内視鏡手術を希望し来院される患者さんが多くいらっしゃいます。私たちスタッフは、患者さんに入院前から退院後まで安心して治療を受けていただけるようにサポートし、質の高い看護が提供出来るよう日々取り組んでいます。女性特有の体調変化なども、お気軽にご相談ください。
内科外来
消化器・循環器・糖尿病症状など、様々な内科疾患に対応しています。発熱外来では、感染対策を徹底し患者さんの負担が最小限となるよう、他職種が連携し関わっています。また糖尿病に関して、糖尿病療養指導士の資格を取得したスタッフが、患者さんやご家族の思いを傾聴し分かりやすく、丁寧な指導を行っています。安心して治療や生活が出来るよう、明るく、穏やかなスタッフ一同で支援していきます。
整形外科外来
当院には、整形外科医師が3名おり、主に人工関節・関節鏡・肩板縫合・外反母趾の手術を行っています。患者さんが不安なく手術に臨めるよう、日々患者さんへの説明や声かけなどを心がけています。また、スポーツ外来も行っており、リハビリと連携し、個々に合わせた医療を提供しています。
泌尿器科外来
泌尿器科疾患には排尿霜害を伴うものが多く、日常生活に大きな影響を与え、QOL(生活の質)が低下しやすいと言われています。QOLの向上を目標に、患者さんの気持ちに寄り添いながらお話を伺う事で、個別性に合った看護が提供できるようスタッフ一丸となり取り組んでいます。自己導尿のカテーテル選択や自己導尿指導では、パンフレットを用いた説明と実践を交え、分かりやすい指導を心がけています。科の特性として、膀胱鏡検査や導尿、尿道留置カテーテル交換など、羞恥心を伴う処置も多く、出来るだけ短時間で処置を終えられるよう、日々、技術の向上に努めています。
外科外来
外科外来では、傷の縫合や切開など、外科的処置が行われる事が多いため、迅速な対応や、少しでもリラックスして受けられるように気配りを忘れず、患者さんの安全、安心に努めています。また、磐田地区では少ない、乳腺外科の診療を行っています。乳腺疾患の早期発見、予防が出来るように、患者さんが話しやすい環境づくりと適切なケア方法を提供しています。
血管外科外来
当院の血管外科では、主に下肢静脈瘤に対する手術・硬化療法を行っています。学会認定の弾性ストッキングコンダクターが在籍しており、下肢の計測から患者さんに合ったストッキングの選択、ストッキング装着等の指導を行っています。医療用ストッキングは弾性が強く、履くのにコツがいります。ご自宅でひとりでも装着出来るよう繰り返し、親切・丁寧な説明を行っております。
中央処置室
中央処置室には担当者の他に、毎日各科外来よりサポートに入ります。点滴や注射などの一般的な処置の取得が出来ます。当院では、多くの患者さんの手術を行っています。手術のための術前検査や入院オリエンテーションも中央処置室で実施する事が多く、外来から安心して入院していただけるよう介入しています。
泌尿器科外来 ナースの1日
- 8:30
- 仕事スタート!
窓口で患者さんのご案内
- 9:00
- 曜日により交代で中央処置室で採血や検査説明を担当
検査の準備、介助に入ります
- 10:00
- バルンカテーテルの交換、膀胱注入等の処置
自己導尿指導などを行います
- 12:30
- 休憩
- 13:30
- 後半戦スタート!
- 15:00
- 午後は曜日により血管外科の診察介助、入院オリエンテーション、交代で造影CTのルート確保、ワクチン接種などを担当します
- 16:00
- 17:00
- 片付けをして終業!
活躍中の看護師にインタビュー
外来 佐藤師長より
女性は結婚・出産や介護などキャリアの中断を強いられることが多くありますが、子育て中の経験や社会との繋がりから視野の拡大などマイナス面ばかりではありません。私自身、3人の子育てをしながら看護師・認定看護師(2009年から2022年まで)として活動してきた経験を持っています。また、キャリアコンサルタントの資格を取得するため、働きながら3か月間養成講座に通い、「キャリアコンサルタントとしてサポートができたら楽しい」という私のやりがいのために資格を取得しました。
それぞれがどんな人生を送りたいか?自分がどうなりたいか?をキャリアコンサルタントとしてサポートさせて頂けたらと思っています。
外来メディカルアシスタント(MA)
外来はMAの活躍の場です。医師の外来診療のサポートや内視鏡の洗浄などを担当しています。
外来MAの仕事は、医師の診察のサポートや看護師と協働し外来患者さんの支援を行います。資格がなくても可能です。仕事とプライベートのバランスが取りやすい環境です。また、趣味や資格取得にも取り組める勤務体制にあることも魅力の一つです。
外来メディカルアシスタントの1日
- 8:30
- 仕事スタート!
検査・処置の物品を準備します
- 9:00
- 曜日により内視鏡の洗浄を担当します
診察の介助に入ります
- 10:00
- CT・MRI等の検査の予約や連絡を入れます
簡単な処置の介助を行います
- 12:30
- 休憩
- 13:30
- 後半戦スタート!
- 15:00
- 午後は診察介助、お掃除、物品の準備や管理を行います
- 16:00
- 17:00
- 片付けをして終業!
内視鏡センター
健康診断の受診者のかたや外来患者さんの上部、下部内視鏡検査を行っています。検査を受けられる方が、安心して受けられるよう、安全にも配慮し行っています。日本消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡技師の他熟練したスタッフが関わっています。いつでも優しく笑顔でお迎えしています。
体に優しい手術センター
手術センターは、5つの手術室(うち1つは腹腔鏡下手術専用)と15床の日帰り手術ベッドで構成される低侵襲手術センターです。主には、外科・泌尿器科と婦人科の腹腔鏡下手術と整形外科の関節鏡下手術を得意とし、ほぼ毎日実施しています。手術センターは安全で、かつ安楽に手術が遂行できるようチーム内で技術・知識の統一を図るため計画的に勉強会を開催しています。「日々、自己研鑽、よりよい準備」をモットーに全身麻酔・腰椎麻酔患者さんに対して、術前訪問を実施し患者さんとの信頼関係を結び手術の流れがスムースに行えるよう努めています。また、プライバシーを守るため、露出時間や範囲を最小限にして行うよう配慮しています。
透析センター
透析室は35台の透析装置を完備し、災害拠点病院としての機能を持ちます。送迎バスにより患者さんやご家族の負担を軽減しています。慢性疾患の患者さんのわずかな体調の変化に気づけるように、医師・看護師・看護助手・臨床工学士がチームとなって患者さんを支えています。
予防検診センター
看護師・保健師・看護助手が、採血や問診や計測を行い正確かつ思いやりを持ったスピーディーな対応を目指し業務しています。採血業務では、1日に何十人もの採血を行うため、技術や看護の質の向上に努めています。また、問診や採血を行いながら受診される方の不安や疑問なことへのアドバイスを提供しています。受診者様を第一に考え、安全・安楽・スムーズに行えるように対応していきます。